2025年度新会員の紹介(第88回新制作展より会員推挙)

カテゴリー: 第88回展の記録協会新着 オン 2025年10月31日

絵画部    彫刻部   スペースデザイン部

 

■絵画部 新会員の紹介

■五十嵐 学
 イガラシ ガク

<コメント>

新会員に推挙いただき、心より感謝申し上げます。
年に一度大作と向き合う研鑽の場として新制作展に挑戦を続けてまいりました。
大気や光といった定型を持たないものをテーマとし、曖昧さを肯定した作品を制作する上で、頂く見解や会場での作品の見え方は非常に重要でかけがえのないものです。
会員の名に恥じぬよう、より一層の探求を続けてまいります。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。

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「circumambience」
〈2025〉


■小川 あぐり
 オガワ アグリ


<コメント>

古い図録から初めて新制作展に入選した作品を見つけ、楽しかった夏季休暇中(当時公立小学校に勤務)の幼稚園の空教室を借りての制作(一週間) を思い出しました。
今年は、30年振りの個展を開くに当たり、恒例になった制作の数を多めに、早目に取り組みました。特に変わった事の一つは、キャンバスの裏地の使用でした。アトリエにはキャンバスの切れっぱしが沢山あったのです。微妙に異なる裏キャンは魅力的でした。下絵の制作が始まると近くの家具造りの方に木枠の注文をして、キャンバスを張ります。寸法は下絵の大きさに合わせ少しずつ制作。小品制作は楽しかったです。個展には小品をもとに大作2点、中型2点、小品8点を新作。個限後の神奈川新制作展に大作1点。終了後は大作もう一点制作、新制作展に応募は3点。2点入選、おまけに会員推挙の栄誉を頂き有難うございました。
50年も絵を描き続けてこられたのも、若い頃の楽しい制作、大好きな先生、絵のお仲間に恵まれたから、絵を描くのか楽しいという心はしぼみません。新制作という会のおたたかい方にも恵まれました。
この度新会員にして頂き心より御礼申し上げます。人生の半ば以上を絵と共に生きて来ることができたのも新制作の皆様方の励ましのおかげです。体力も弱ってきておりますが、お役に立てますよう頑ばりたく思います。宜しくお願い申し上げます。

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「揺 (ヨウ) -2025 Ⅰ」
〈2025〉


■北村 多希子
 キタムラ タキコ

<コメント>

新制作展を初めて拝見した際の感動を思い起こし、このように素晴らしい会の会員に推挙いただきましたことを心より感謝申し上げます。
これまで先生方や先輩方からの温かいお言葉や励ましを支えに制作を続けてまいりました。これからも絵を描く喜びを忘れずに、一歩ずつ自分なりの表現を深めていけたらと思っております。
どうぞよろしくお願いいたします。

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「JUWA」
〈2025〉


■萩野 谷弘子
 ハギノヤ ヒロコ


<コメント>

大学を卒業した年、憧れの新制作展に出品して学ぼうと決めて、今に至ります。
この度は、新会員に推挙していただき、ありがとうございました。
好きなことを軸にして、制作を続けてまいりました。
身近で伸びやかな大切な形、島の景色と植物。
記憶の中の風景をテーマに、軽やかな画面を作る事を模索しています。
皆様の力強い作品群の中で、刺激を受けて制作していきたいと思っています。
よろしくお願い致します。

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「AliceはNYへ行く うさぎと」
〈2025〉


■浜本 忠比古
 ハマモト タダヒコ

<コメント>

新会員に推挙していただきありがとうございます。
これまで以上研鑽して参ります。
何気無い心のありようをテーマに描いて来ました。今以上に色彩豊かに確かな描写の作品をと思いますし、新たなテーマにも挑戦したいと思います。
このわくわくした気持ちで筆を取るのは、たまらなく好きな時間です。
その様な毎日であればと思います。

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「ステップ」
〈2025〉


■平川 きみ子
 ヒラカワ キミコ


<コメント>
自然が大好き、その美しく、すばらしい一瞬その一角に
遊び心を入れて、自分らしさが表現出来ればと日々模索しております。
この度は、新会員に推挙頂きまして、心より感謝申し上げます。
新制作の会員として恥じないように一層精進して参ります。
これからもどうぞ宜しくお願い致します。

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「想 樹精A」
〈2025〉


■山口 蒼平
 ヤマグチ ソウヘイ


<コメント>
芸術とは自分自身と見つめ合う事で共存していく永遠の課題だと思います。
今回の作品を通して思ったことは、考え過ぎず本能のままに表現する事の重要性に気が付いたことでした。
特に”描きたい”という脳からあふれる火花の様なインスピレーションの瞬間は、子供の頃の描きたいという気持ちと同じだと感じました。
今後もその心境を大切にしていきながらアートの活動や表現の幅を広げていきたいと思っています。

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「夜明け」
〈2025〉

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 ■彫刻部 新会員の紹介 

■加藤 有造
 カトウ ユウゾウ


<コメント>

私が新制作展に初出品したのは、大学4年生の時でした。かれこれ16年の月日がたってしまいました。途中発想が底を着き2年ほどお休みしていましたが、仲間の支えなどありなんとか立ち上がりました。
私は、今までは人物の形を借りて立体作品を制作していましたが、これからは表現の幅を広げるため風景、魚、動物などの形を借りて作品を制作したいと思います。
素材の方も今までは、漆を使い乾漆技法で制作していましたが、他に鉄、ステンレスなどを組み合わせて、もう一度素材感を見つめ直し表現方法の研究も試したいです。

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「潮風の香る街から」
〈2025〉

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■スペースデザイン部 新会員の紹介 

■鈴木 未都
 スズキ ミト

<コメント>

社会人になる頃、卒業した短大の同窓生達のグループ展に誘われたのが、作品を作り続けてきた最初のきっかけでした。グループ展は仲間達との会合や創作の楽しさが中心でしたが、新制作展で作品を認められて初めて、自分以外の客観的な視点が創作意欲を支えるものにもなるのだと知りました。
作品を作る喜びは、創作の楽しさとそれを分かち合える仲間がいること、作品が認められる場があることだと思います。自分が支えられたような励ましを他の誰かにもできるようになれたら、と思っています。

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「交差」
〈2025〉

 

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