林道郎 講演会

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林道郎 講演会 新制作協会絵画部主催

「メディウム」の行方、その内的複数性について


絵画におけるモダニズムは、随伴するメディウム論と切り離すことができない。抽象表現主義からミニマリズムへと至る流れの中で、そのメディウム論は、一つの臨界点を迎える。その後、インスタレーションをはじめとして芸術の各ジャンルの境界が見かけ上無化され、無政府的な展開を示す中、メディウムに関する考察は失効したかに見える。そんな中、林道郎は、新しい角度からメディウムの可能性を問い続け、「以降」の芸術表現についての考察を継続するための思索を積み重ね、言葉を構築してきた。ジャンルとメディウムはどのように交わり、すれ違うのか。メディウムをジャンル還元的に捉えるのではなく、独自の記憶を纏いながらも、越境的な力を潜在させるものとして捉えることができるのではないか。そのような視点から美術の現在形について考える。

 

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はやし みちお
(美術史・美術批評、上智大学教授)

1959年函館生まれ。東京大学文学部卒、コロンビア大学大学院美術史学科博士号取得。 2003年 より現職。主な著作に『絵画は二度死ぬ、あるいは死なない』(全7冊、ART TRACE刊)、『死者とともに生きる:ボードリヤール「象徴交換と死」を読み直す』(東京:現代書館) 、Natsuyuki Nakanishi (New York: FergusMcCaffrey Gallery)など多数

 

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2018年9月23日(日)
開場:午後1時30分
講演:午後2時〜3時30分
        国立新美術館3階講堂
新制作展開催中ですが講演会は無料です
お問い合わせ先:新制作協会事務局
東京都新宿区新宿6-28-10 大阪屋ビル202
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