「夜の虹」 H45×W38×D30cm FRP
「今日と明日の間」 H70×W200×D120cm ミクストメディア (FRP・木・陶土・紐) |
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<略歴> |
1965 |
福島県生まれ |
1988 |
新制作展 初入選 |
1990 |
武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻彫刻コース終了 |
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福島県総合美術展 |
1996 |
NEW ART SCENE IN IWAKI 高野正晃展(いわき市立美術館) |
2000 |
境界を越えて いわきの美術V(いわき市立美術館) |
2008 |
Art ! Port ! Onahama 2008(いわき市小名浜) |
2009 |
いわきぐるっとコレクション(いわき市立美術館) |
2011 |
いま。つくりたいもの、伝えたいこと(いわき市立美術館) |
2013 |
新制作展 新作家賞 |
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<作者から> 今も福島の「いわき」に住んでいる。 震災のあったあの日、僕は個展の最中だった。 テラコッタの作品は、僕の目の前で全て宙に舞い、そして床に叩きつけられ、粉々になった。 その時の状況は今でもハッキリと憶えている。 そしてそれは僕の心臓をギュウと握りしめる。 自宅もアトリエも半壊、窯は崩れ落ち、使えなくなった。 アトリエを直す気にもならず、ただただ生活に追われる毎日。 そんな時、小学生を相手に粘土のワークショップの話が来た。 その準備の為に、一人壊れたアトリエで2トンの粘土を練った。 練りあがった粘土の山で遊ぶ子どもたちの眼が、表情が僕の心を揺さぶった。 今、その粘土でこの展示の作品をつくっている。 明日も明後日も、この粘土を練ってはつくる。 僕はそれしかできない。 僕にはそれしかない。 |
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